
宇都宮第九合唱団について
About Us
宇都宮第九合唱団 紹介動画
宇都宮第九合唱団は、1980年5月27日 宇都宮市文化会館の開館を機に設立されました。
「第九を歌いたい」という意思のもとに集まった市民で構成される自主運営の合唱団です。
活動は2020年に40周年を迎え、延べ7,000人の団員によってベートーヴェンの第九交響曲が歌い継がれています。 宇都宮第九合唱団は、一般の合唱団とは違う、いくつかの特徴をもっています。
第一は、毎年、指揮者・ソリスト・オーケストラの全てに
プロを迎えて演奏会を行っていることです。
我々はアマチュアの合唱団ですが、プロの演奏家との共演は、他では得ることの出来ない経験と醍醐味に溢れ、深い音楽的な感動を与えてくれます。
第二は、毎年、新たに合唱団員を募集するシステムを取っていることです。
初心者の方でも「第九を歌ってみたい。」という意思があれば入団でき、歌えるようになるまで指導者の先生方が丁寧に指導を行っています。宇都宮市を中心に県内全域はもとより、県外からも参加される方々も多数いらっしゃいます。
参加年齢層は10代の方から80代の方々まで、さまざまな職業、趣味、経験をお持ちの方が集まって、音楽を通した幅広い文化的な交流が行われています。
第三は、この合唱団は
毎年ベートーヴェンの第九交響曲を歌い続けているということです。
40年以上にわたる歴史の中で、第九演奏会は通算40回を超えて開催されてきました。コロナ禍においても、第九の灯を絶やすことなく、その時々にできる形で演奏会を実現してまいりました。
これまでの団員の中には、他の合唱団でも音楽活動を続けている方もおり、また「第九」をきっかけに合唱やクラシック音楽の魅力に目覚め、新たに音楽の道を歩み始める方も増えています。こうした広がりは、地元音楽界の活性化にもささやかながら貢献させていただいております。
近年では、第九演奏会に加え、チャリティーコンサートや合唱団の指導者によるコンサートの開催など、地域の音楽文化の向上に寄与するべく、活動の幅を広げています。
こうした取り組みを通じて、栃木県の文化的な発展に貢献し、今後も末永く活動を続けていくために、2022年度にはNPO法人として新たな一歩を踏み出しています。
NPO法人 宇都宮第九合唱団
理事長(団長) 小川 宏一


